窓という額の絵には   みんな動きを止める事はなくて
自分の事に力入らない   僕はいつまでもその絵を見てたんだ

ふと見ると 見覚えのある  人影が映って
顔見えない後ろ姿   振り返らないんだ

君を想って書いた詩は  いくつも浮かぶ、だけど届けたことはない
くしゃくしゃにして投げ捨てて  また君を想ってしまうの…

気が付けば  今日も君の姿を
気のないフリして だけど目が探してる
姿さえ見えないその時は いつの間にか コーヒーもすぐ飲み干した

今更声もかけられないよ 気持ちも泣いていて
好きなのに、避けて逃げて 正直になれないんだ

君を想って響く声は 厚い壁までは壊せなくて
やけになったって変わらない 重なってくばかりの想い

もう君を忘れよう 鍵を閉めてカーテン閉めるけど
君の声が…君の笑顔が… 想えば想うほどに…

君を想う気持ち全て この窓破り届けに行こう。
うまくいかずとも力になって 傷痕も思い出になる

そしていつかまた恋が出来るだろう。