白の世界

真っ白 今はその言葉がまるでぴったり
右も左も上も下も分からない

君の言葉は何よりもそうさ、まっすぐ
僕の中でだけ歪んでいくんだろう

ねぇ 教えてよ この思いは誰のものなの?
僕は僕を 手放しそうになっては 明日を求める

真っ白 自由に飛べると思えば ぐったり
夢を見ることも 何故か難しくて

僕はいつからこんなに臆病になったの?
深く深く底に呑み込まれていく

ねぇ聞かせてよ 言葉を全て 裏返して
僕はあの日 気付いてしまったから もう次はないよ

曇りガラスが 色さえも濁していく 白の世界
素直になれば 陰りだって 晴れるのに

ねぇ 答えてよ この思いは誰のものなの?
僕は僕の好きにさせてよ だから邪魔はしないで

ねぇ 教えてよ この思いは誰のものなの?
ほら 変えてくんだ 力強く描いてく 僕の白の世界