ねぇ、ほんの少しだけ 僕の話をしていい?
僕が夢をみた 月夜の出来事さ

冷え切った空 うつむき肩を竦め
歩く僕の心を覚ますように ほら

満ちる月が顔を出して 僕は足を止め 夜空を見上げた
澄み切った世界が やわらかい光が 僕の中に染み込む 水のように

ねぇ、ほんの少しだけ君の話を聞かせて?
少しでも君に近づけたらなんてさ

いつも君は笑顔を見せてくれるけど
君の裏さえも 僕は受け入れるのに 

満ちる月に魅せられて 風が温もりをさらっていくから
近づきたい 触れない 君は君の想いが 夜毎僕は空を見つめてるだけ

届かない分かってる 明けてく空に 時を止めて なにより君が欲しい

陰る月を追いかけて 迷い込んだ夜、散らばる星屑
キラキラ輝く月はどんな太陽写してるの?

君の太陽になれたら いつもそう願うよ