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一縷の糸

早すぎた 終止符に  歯がゆい想いが未だ走る
我儘過ぎた 思い出たち 泣きじゃくる遠い日の空

何時の日か 君の癖が 僕の中に染み込んでて
誰かまた 愛しても  残る君の爪痕

望み過ぎた 一縷の糸  かすめた僕の耳元を
同じ日過ぎし 思い出と  真実さえも見失う

君の目の奥は なにか伝えようとしてたの?
あの時の怒りは? 優しさは? どれが本当の君だった?

ひがごとに惑わされ かりそめの愛に染まってく
足とられた ぬかるみに 自ら進んでいく

求めすぎた 一縷の糸 見てぬふりだけ 何処かうまくなり
押し付けた孤独の塊  届きもせずにすり抜けた

 
頼りすぎた 一縷の糸  儚いものと気づかずに
あの日契り交わしても  溶け合うことない 僕の空と海