サイコロフィルム

日が落ちるのも早くなって 
もう外は冬の香り
楽しいときを過ごしても 
蓋を開ければ何か物足りない

一人になりたくって 
目を瞑り、曲のボリューム上げた
諦めなければ..なんて気休めな言葉でどこまで頑張れる?

握りしめた 夢さえも守れないとき
僕は何を誇れるのだろう
悲しむ背中 押し寄せる憂鬱な陰
見えない明日へ 途方に暮れる

気付けば季節はまた変わり 
もうみんな大人になって
同じ時を刻んでるのに 
周りの変化についていけないで

優しくされればされるほど 大切にしたい人が増えるほど
ちっぽけな悩みにしっかり躓いて 
応えられない自分がなによりもどかしい

握りしめた 掌を空にかざす
光はいつも僕を照らしてた
負けたっていい 終わりなんて誰が決めた?
見えない明日は 僕を待っている

21コの僕のフィルム
無駄なことなどひとつもないから
行く宛すら見失いそうになっても
きっと僕を支えてくれる

僕はここからだから