冠菊

2025年5月31日

夏空 汗が滲む  生ぬるい 風吹く

あなたが笑うたびに 風鈴が鳴る

なんでもないふりして まだ用のない空 どうか見逃して

空に解けていく光の花が 今か今かと待ち侘びているの

ここで溢れた想いは そっとその手のひらで包んで

提灯 祭りの音 進まない人波

気遣うあなたの手が嬉しかった

答え合わせするには まだ自信がない 夜空見上げて

空に解けていく光の花と じわり 愛しさが広がっていくの

消えるはずの光は ずっとこの胸に残ってく

あなたの世界にこのままいたいけど

2人忍び寄る夏の終わりが 全ての音を飲み込んでしまう

二度と戻れないなら綺麗に咲きたい

空に解けていく光の花が 今も私の心映すように

ふわり 金色に染めて そっと夜に想いを溶かして