カテゴリー別アーカイブ: 2013

雨粒

ぐっと堪えた喉の奥 それは誰のために?
今 裸になって そうじゃなきゃ分かりあえないでしょう?

笑顔で交わすあなたの顔が悲しくうつる なのに

ねぇ、降り注ぐ雨が強いほど 距離も計れない
その頬を伝う雨粒は涙? あなたが見えないの

あたしはまた投げつけたナイフに後悔して
もう引き返せない あなたの気持ちもぶつけて欲しいのに

今もエスカレートした言葉を吐き散らして だけど

あぁ 雨の音で聞こえないくらい 掻き消されてく
ねぇ このあたたかい雨粒は涙? しとしと 降り続ける

優しさならもういいから あなたをみせて

ねぇ、考えずに 心を晒して それじゃわからない
ねぇ ずっと横にあたしはいるから まだ雨は止まない