君が傍にいて　僕が横にいて
そんな毎日がただ続いてくと思ってた。

いつもの帰り道
動き出した電車に二人乗った。

たわいもない会話も　赤く染まる頬も　いつまでも隣でと願った
手を振る君も見送る僕も　当たり前の日常なのに

君が傍にいて
僕が横にいて

二人電車に揺られながら
ただ同じ景色過ぎてく。

いつもの帰り道　
戻せない時間に　今さら気付く

手を繋ぐ二人　ドアが引き裂いて
君を遠く連れ去って
永遠はまた脆く崩れ
破片だけが僕に刺さる。

君が傍にいて
僕が横にいて
けど今僕は一人揺られ
過ぎ行く景色色なくす。

あの時､
君が傍にいて
僕が横にいた。

今は入れ替わる人並みの中
ただ立ち尽くす僕がいた。